まお いつか のブログ

日記、絵、マンガ 半径1メートル圏内の日記

銭ゲバよ

毎日、日記を書こうと思ったけど書くことがない。


そういうときは何を書くのか?


あっ銭ゲバAmazonで無料になってたから久しぶりに読み返した。

こちら!!



やっぱり面白い。


ジョージ秋山大先生。

天才じゃぁ~~。


蒲郡風太郎は悲しい男だけど、


蒲郡風太郎だけが悪いんじゃなく…。


人生のいろんな要素が組み合わさって


形成されたバケモノなのである…。


ただの悪者にしないあたり


ジョージ秋山先生の生き様を感じます…。



当時めちゃくちゃ印象的だったシーンは


蒲郡風太郎の幼少期時代、

集金に来た先生に

母が


「世の中には 5円のお金もない家があるのです」


って言うところ。




私の好きな星占いの石井ゆかりさんが

ドストエフスキーが描いた美しさについて記した言葉があります。

「従順さや涙もろさは運命に翻弄されるが、その一方で、決して越えることのできない清らかな信念の一線は、運命と闘う力を持つ。」

(こちら)


立ち向かうとき手にするものは

きっとみんな各々で

守りたいものだったり、そのとき必要なものなのでしょう。


そして運命の一つとして絶対的なのが、

「産まれる環境」だと思うわけですが…。


「銭があれば幸福ズラ」


ただの運命に沿って生きるだけが人生だったらあまりに虚しい。奇跡という言葉は人間がつくりだした幻なのか…。


そして銭ゲバは愛についてこう言っております。


「この世に真実というというものがあれば

命をかけておいもとめるズラ…」



ズーラヅラ~…



何が君の幸せ

何をして喜ぶ

わからないまま終わる

そんなのは嫌だ…


(アンパンマンのマーチ)


や、やなせたかし先生…。


まさかこの日記がこんな終着点になるとは…


これもまた運命なのである。